こんにちは、RIEです!
まだまだ暑い日が続く毎日・・・気分的にはさっぱりしたお菓子が食べたい。
そんな時にふと思いついたのがこのレモンタルトです。
レモンタルトは個人的にとっても大好きなお菓子で・・・。
フランス菓子店で働いていた時に、1、2位を争うぐらい大好きで、余ったら率先して持って帰ったり、たまに買って食べたりしていました(笑)
メレンゲが上に乗っていて、クリームはキュンと酸っぱいレモンタルトも好きですが、
今回はとってもシンプルに、少しミルキーな優しい酸味のレモンクリームだけを詰めて仕上げたタルトをご紹介します。
ちなみにそのフランス菓子屋時代のレシピはめちゃくちゃバターたっぷりで、激重タルトでした(当時はペロリと食べれられたけど、今は・・・w)なので、脂肪分は減らしつつも、満足感のあるレモンクリームになるようにアレンジしています。
お家で本格的なレモンタルトを!シンプルで重くないさっぱり夏タルトということで、暑い夏にもぴったりのさっぱりレモンタルト。
作り方はとっても簡単ですが、タルト生地を伸ばしたり空焼きする手間隙を考えると、少し・・・時間はかかるかもしれませんが、ちょっとがんばればお家でお店の味を再現できるかもしれません!
材料(直径6cmのミニタルト台約10個分)
<タルト台生地>
https://rieoyatsu.com/dessert-at-home-2/cookie/pate-sucre-tarte/
分量、作り方はこちら参考にして下さい。
今回はこちらの約1/3量を使いました!
生地は冷凍でストックしておくと便利です。
<レモンクリーム>
・卵・・・・・・・・・2個
・グラニュー糖・・・・70g
・レモン汁・・・・・・65g(約2個分)
・牛乳・・・・・・・・70g
・コーンスターチ・・・10g
・バター・・・・・・・70g
<飾り>
ナパージュ(艶出し)・・・適量
レモンピール・・・・・・・適量
<下準備>
・バターは小さめに刻んでおく
・オーブンは180度に余熱しておく
作り方
タルト台を作る
①冷蔵庫に寝かしておいた生地を取り出して、2〜3ミリほどに均一に薄く伸ばす。
いつかの娘の画像。(違う生地) 伸ばしにくければ粉をふるか、
クッキングシートで挟むとやりやすいです!
②タルト型またはタルトリングよりもひとまわり大きめの丸で生地を抜き、型に生地を敷き込んでいく
生地ができるだけ破れないようにしますが、この生地は破れても、引っ付ければ修正できます
頑張ってください〜!
生地が固すぎても柔らかすぎてもやりにくいので、冷蔵庫から出した生地を手の熱で少しずつ柔らかくしながら敷き込んでいくとうまくいくと思います。
ぜひ何回も作ってコツをつかんでください☺︎
③型からはみ出た生地をペティナイフなどで切り落とす。
そのまま焼いてしまうとボコボコと見た目もいまいちなので、綺麗に切り落としていきます。
④この状態で冷蔵庫に入れて30分〜1時間ほど休ませ、冷え固める。
(もし入れば冷凍庫に入れてしっかりと固めると、この後の作業がやりやすくなります!)
⑤しっかりと冷え固まれば、丸く切ったオーブンシートかアルミパウチを生地の上に敷き込んで、重石(タルトストーン)を入れて180度に温めたオーブンで20分くらい焼く。
⑥縁に綺麗な焼き色がついたら、石をとって全体にちゃんと焼き色がついているかどうか確認する。(火傷に注意!!!!!)
生地が浮いてこないようにしっかりと石を敷き詰める 内側まで焼けているか確認してください
中にクリームを詰めるので、しっかり焼けていないとすぐに湿気た生地になってしまうので、ちゃんと焼き切ることが大事です。石をとるときはくれぐれも火傷に注意・・・(できれば軍手などしてください)
この時点で焼き足りていなければ、石を取った状態で追加で2〜3分ずつオーブンに入れて綺麗な焼き色がつくまで焼きます。
⑦焼けた生地が冷めたら、クリームを綺麗に詰める為に縁を綺麗にしていく。
粉ふるいなどの細かい網上のものを用意して、タルトのそこを持って円を描くように優しく擦って表面を平にする。
タルトを割らないように優しく優しく 綺麗に平になればOK☺︎
レモンクリームを作る
①レモン汁を鍋に入れて火をつけて温め始める。
その間に卵をボールに割り入れて、グラニュー糖を入れて泡立て器で混ぜ、コーンスターチも加えて混ぜておく。牛乳は別で用意しておく。
②レモン汁が沸騰しそうになったら、卵液を加えて泡立て器でしっかりと混ぜ続ける。
③温まってきたところで、牛乳を入れて、弱火〜中火にかけたまま、さらに混ぜ続ける。
牛乳はあとから入れないと分離してしまいます しっかりと混ぜ続けることで滑らかに!
底をしっかりと取りながら混ぜていきます。
④ぶくぶくと沸騰し始めてから、さらに1〜2分ほど混ぜ続けてしっかりと卵に火を入れたら火を止め、耐熱容器などに移します。
⑤小さく切っておいたバターを入れて、ブレンダーで滑らかにしていきます。
バター投入! 軽く馴染ませたら・・・
ブレンダーで滑らかに!これ大事! 密着ラップして、冷蔵庫へ。このまま3日くらいは保ちます。
レモンカード(レモンバター)としてパンに塗っても♪
⑥綺麗に乳化すればレモンクリームの完成です♡
ラップして冷蔵庫にいれ、バターが冷え固まればタルトに詰めやすくなります。
⑦レモンクリームが冷え固まって扱いやすくなれば、タルト型に詰めていきます。
動画で説明したいけど、現時点でそのスキルなし。。。
⑧ナパージュを上から薄く塗って、レモンピールを飾れば完成です!
こんな感じで、レモンピールが無ければレモンの皮を剃って乗せたり、薄く切って乗せても♪
まとめ
お家で本格的なレモンタルトを!シンプルで重くないさっぱり夏タルト。ということで、レモンタルトのレシピをご紹介しました。
冒頭で少し触れましたが、昔菓子屋で働いている頃に作っていたのはこのレシピの倍くらいバターが入っていて、超濃厚レモンタルトだったのです(!)。
それも大好きだったのですが、今の私の気分的にももう少しさっぱり、軽くヘルシー(それでもヘルシーとは言えないか?w)なレシピにしてご紹介しました。
このクリームは、別名「レモンカード」とも言って、パンに塗ったりクラッカーなどに塗って食べても美味しいクリームです♪(その場合はもう少しバターを増やしてもいいかもです)
タルト作りは少しハードルが高い・・・・と言う方も、良かったらこのレモンクリームだけでも試してみてくださいね!
固すぎず柔らかすぎずの、口溶けの良いとろ〜りレモンクリームです♪
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